ゲノミック育種価(GEBV)検査事業
和牛の改良は、本県で飼養されている雌牛のゲノミック育種価(GEBV)を検査し公表されている種雄牛のゲノミック育種価(GEBV)情報に基づく交配を行うことで、より効果的に行うことが可能となります。
新着情報
2024.01.10
ゲノミック育種価検査事業
検査の実施状況の推移
2024.01.09
ゲノミック育種価検査事業
ゲノミック育種価を利用するには
(1)ゲノミック育種価とは
ゲノミック育種価は、従来の育種価を計算する情報の中にDNA情報を加えて求めます。生まれたばかりの子牛のDNA検査を行い、ゲノミック育種価を明らかにすれば、同一の親由来の産子であっても個体ごとの特徴を明らかにすることができます。
(2)活用方法
1 ゲノミック育種価からの種雄牛選定
・雌牛のゲノミック育種価のレーダチャートから、改良しようとする形質が補える種雄牛を選定し交配する。
2 ゲノミック育種価を利用した繁殖計画
・ゲノミック育種価の高い雌牛から後継牛を残し、改良を進める。
・その他の雌からは肥育用素牛を生産し、肥育する。
※生まれた雌でゲノミック育種価の高いものは繁殖雌牛として残す。
※性選別精液 X Yの活用
(3)申込方法
ア 申込み
検査を受けようとする肉用牛の繁殖者は、畜産技術振興センターが検査結果を指導・支援に活用することを同意の上、「肉用牛ゲノミック評価申込書」を畜産技術振興センターの担当者に提出。
枝肉6形質 +α(脂肪酸 MUFA割合, オレイン酸割合 )
イ 検査材料のサンプル採取
対象牛の毛根等の材料を採取する日を調整後決定し、採取に際しては協力するものとする。
ウ 検査料金の納付
畜産振興協会からの請求に基づき、検査料金を納付する。