平成19年度 地域畜産ふれあい体験交流推進事業
         第二回 地域交流牧場協議会を開催しました
 平成20年2月27日 JAグリーン近江 八幡東支店において、平成19年度の第ニ回協議会を開催しました。今年度に取組んだ内容について報告とこの事業は2ヵ年にわたって取組みましたが、今後の活動について協議をしました。

1.平成19年度事業について
1 体験研修
 今年度は近江牛後藤牧場と畑養豚場の見学と滋賀農業公園“ブルーメの丘”での手作りソーセージ体験を一般公募の児童とその保護者で行いました。

 見学を受入れる側と見学する側とで見学の時間内で互いの思いが伝わることの難しさもあるようでした。児童など様々な受取り方がある中で、保護者が命の尊さや食べ物の大切さについて教えることが大事との意見もありました。また、養鶏関係では鳥インフルエンザの関係で機会が減っていることや、安全・安心のための取組にはコストがかかっていることも報告されました。

2 畜産加工調理体験教室
 一般公募の講師となっていただいた栄養士委員からは、県内の畜産物の美味しさに関心したの感想をいただきました。また、対象者は限定されるが牧場見学と調理体験を一体的に体験できれば、わかりやすいのではとの意見をいただきました。
 また、高校生を対象とした教室の講師からは、学生が将来調理をめざす学生なので、素材の味とレストランの味作りを体験できるようなメニューとし、楽しんで取組んだこと、肉と野菜を組み合わせた調理内容で合せて食べることを伝えたが、残す生徒があったことが残念との意見でした。
 同時に参加いただいた生産者の講師からは、こういう機会があれば、また参加させていただいて生産者の思いを伝えたいとの意見をいただきました。

 消費者委員の参加があったので、最近の偽装や農薬混入問題の状況の中、生産者の安全・安心の取組や情報発信について、どのように受け止めているかとの問いかけに対しては、かつてより安全には気をつかっている状況にある。しかし、世代によって受け止め方の違いが大きい。理解を得るまでには時間がかかるし、世代が交代しないとかわらないこともある。小さい頃からの教育が大切ではないかとの回答をいただきました。

2.今後の協議会活動について
 第一回の協議会で地域では学校などからの要請を受けて取組んでいるので、経費のかからないやり方が可能でないかとの意見を頂いたので、畜産経営の牧場見学受入のアンケートを実施しました。この結果、回答いただいた60%で受入経験がありで、これは県内アンケート依頼の18%にもなっており、ここ数年とくに増えていること。また、見学を受入れたことによる影響や受入して喜んでいただいたとの意見など
があり、一定の整理が必要な状況であることもわかりました。
 アンケート結果を踏まえ、今後も協議会活動を通じた畜産物や畜産の実情について一般の方々に理解していただくため、学校関係者への情報提供とともに留意事項や参考資料の提供や畜産経営者や関係者が消費者等の場に出向いてお話させていただくなど継続していくことが必要との意見に集約されました。