研修会等結果報告(2014年) (2013年) |
平成27年(2015年)
酪農指導者研修会「酪農現場での飼養管理改善」 (H28年3月) 酪農研修会「繁殖と経営」 (H28年3月) 畜産経営研修会「畜産経営の法人化について」(H28年2月) 畜産クラスター事業説明会 (H28年2月) 第14回全日本ホルスタイン共進会参観研修会(H27年10月) 酪農研修会 (H27年3月) 畜産女性研修会 (H27年3月) 畜産クラスター説明会 (H27年1月) 酪農指導者研修会 「酪農現場での飼養管理改善」
本会は去る平成28年03月18日に酪農指導者の現場指導力向上のため、講師 (有)あかばね動物クリニック 院長 鈴木 保宣 先生に依頼して、「酪農現場での飼養管理改善」と題して甲賀市で現地研修会を開催した。 内容 飼養状況 子牛、育成牛の状況確認 発育良好 栄養状況も適度。 ⇒子牛の発育が良好な理由は、子牛の哺乳が1回2kgを4回で8kg給与し、スタータも並行して給与できているため。離乳のとき、スタータを一気に食べると下痢することがあるため、徐々に減らすこと。 ⇒乾乳後期の3週間から分娩後の3週間は移動させない方が良い。違う場所にいることによるストレスが大きく、ケトージスの要因になる。繋ぎの場所で、衛生的に敷料を用意して分娩させる方が望ましい。 酪農指導者研修会写真講師 (有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生 酪農研修会 「繁殖成績と経営」
滋賀県乳用牛群検定組合は今年度3回目の研修会を去る平成28年03月17日に(一財)滋賀県婦人会館 研修室で、県家畜保健衛生所及び(一社)滋賀県畜産振興協会の共催を得て開催した。 講師には、(有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生をお招きして「繁殖成績と経営」と題し、講演いただいた。 内容 日常の経営指導の知見や乳牛飼養の最新情報から、経営は繁殖管理によって大きく収益性が改善できるので、次の取組を行うこと。
酪農研修会写真講師 (有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生 畜産経営研修会 「畜産経営の法人化について」
畜産経営研修会 開催! 畜産経営の法人化について 畜産経営の環境は、TPP交渉の大筋合意がなされるなど、今後の経営展開は予断を許さない情勢が想定されます。この情勢を乗り越える方法の一つに、畜産経営の法人化による生産基盤の強い経営づくりや経営管理の強化が必要とされます。本会では、去る2月23日(火)、近江八幡市大中町で講師に公益社団法人日本農業法人協会の高須敦俊氏をお招きし、法人化のメリット、設立手順等について、畜産経営者及び関係者で30名の参加を得て、講演会を開催しました。講演会の終了後も、法人移行時の資産譲渡方法について質疑がありました。 講演要旨 企業は社会の公器 − 経営者としての高い意識が大切、個人経営は自分財産の処分等自己判断が許容されるが、法人は社会の一員であり、自己判断による処分は許されない。 法人化によって、経営の的確な計数管理による収益性の向上と経営の報告の義務化による社会的信用力が向上。社会保険制度の適用等による人材、後継者の確保、資金調達の選択肢の増加等のメリットがある。 法人の設立の手順や個人経営から法人経営への資産の引き継ぎにかかる留意事項(棚卸資産、償却資産は帳簿価格で譲渡により実質的な課税は発生しない。)消費税は係ることになるが、決算期間の設定により、法人経営の還付との対応によって資金繰りの工夫の余地がある。この他、マイナンバー制度の法人としての対応方法など。 畜産経営研修会写真![]() ![]() (公社)日本農業法人協会 高須敦俊先生 畜産クラスター事業説明会
クラスター事業説明会 開催! 畜産生産者、関係団体等を対象に「畜産クラスター事業説明会」を滋賀県畜産課と共催で、下記のとおり開催しました。 記 日時:平成28年2月9日(火)14:00〜15:30 場所:滋賀県立男女共同参画センター 視聴覚室 配布資料:添付のとおり 資料
畜産クラスター事業説明会写真![]() ![]() 第14回全日本ホルスタイン共進会参観研修会
第14回全日本ホルスタイン共進会参観研修を行う! 去る平成27年10月24日-25日に北海道の安平町 北海道ホルスタイン共進会場で(一社)日本ホルスタイン登録協会は第14回全日本ホルスタイン共進会を開催しました。 この共進会には本県からの参加ありませんでしたが、本会は乳牛改良を担う人材育成のため、酪農家3名の参加および関係団体の協力を得て、この共進会の参観研修を実施しました。 ホルスタインの部では、未経産牛の部、経産牛の部とあり、いずれの牛も体型 栄養コンディションは見事に調整された中、15,000kgの検定成績を持つものもありました。 本県は乳量、乳質の向上を図りつつ、理想体型と乳器と乳頭の改良を目指すことを目標に取組むとともに、高乳量と理想の栄養コンディションを保つ飼育技術についてもさらなる追求が必要と強く感じました。 第14回全日本ホルスタイン共進会写真![]() ![]() ![]() ![]() 酪農研修会 「滋賀県酪農の未来を切り開くために」
全国酪農業協同組合連合会の全面的なご協力を得て、 同連合会の技術顧問 村上明弘 先生を招き、酪農研修会を開催しました。 3月16日は滋賀県牛群検定組合がアクティー近江八幡で開催し、「牛舎での問題発見方法とその対応方法について」と題し講演をいただきました。 主な内容 午前中の酪農家の現地指導の内容を踏まえ、牛舎改造のポイントや飼料給与方法のポイントなどについてお話いだきました。 3月17日は、本会が主催し、「滋賀県酪農の未来を切り開くために」と題して、G−NETしがで行いました。 主な内容 酪農経営の利益追求の基礎は健康に牛を飼うこと。それには、乳牛に安楽な環境を用意し、ストレスの緩和を行う。 繁殖を良くすることは、酪農の基本。 雌雄判別精液や受精卵移植の技術を活用し、乳牛資産を有効活用すると、地域の肉用牛の素牛供給として酪農の価値が高まる。 また、糞尿は、地域農業と連携するための貴重な資源となる。 飼料用米やWCSの利用は高まっているが、平地でとうもろこしなど飼料作物をつくる素地としての可能性がある。 将来、TMRセンターが運営できれば、小規模から大規模酪農経営まで、元気な酪農できる。 酪農研修 村上講師畜産女性研修会平成27年3月3日に畜産女性交流会を開催しました。 ![]() 演題 「休暇村のおもてなし観光」 講師 休暇村 近江八幡支配人 田辺 文隆氏 内容 「おもてなし」の言葉はオリンピックの誘致活動で話題になった。 五感を刺激される・・消費につながる。・・・農作業体験も良い。 耳で聞く・・人の話を聞くこと。鼻で嗅ぐ。 五感をもって仕事にあたることは大切。・・・畜産でも牛舎の見回りなどそうしていらしゃるでしょう。 五感を研ぎ澄まして接することが大事。 「おもてなし」とは、六つ目の感覚・・・相手を思いやる気持ち。 5年前にお肉屋を始めた。 きっかけ お客から近江牛の買える店の問い合わせ多かった。 おいしく安く提供できる方法 千葉県の休暇村 漁港の魚市から直接買いと管内でのお客が選択し、食事として提供することが話題となっていた。 買参人の資格をとり、枝肉買いしている。 地元の市場関係者や畜産農家から色々教えて頂いた。 地元の農畜産物を多く取り入れている。 今後は、従業員が生産者の顔が見える関係を築き、お客に話のできるようにしていく。 一番大事なことは、誠実さ。 嘘をつくと話が合わなくなり、人が離れていく。 遠回りかもしれないが、そう思う。 ![]() 主な意見
田辺講師と会場畜産クラスター説明会本年度より国の事業として開始されている高収益型畜産体制構築事業は、地域の畜産の収益性を向上を目指した「畜産クラスター」と称する協議会を設立することが求められています。 現在、国の来年度予算が示されたところですが、「畜産クラスター」を設立することを条件とする各種事業が予定されています。 このことから、県畜産課では1月6日〜8日にかけて、農協関係者、生産者団体関係者、市町・県関係者単位で「畜産クラスター説明会」を開催されました。
1)高収益型畜産体制構築事業(推進関係) |