研修会・セミナー情報

研修会等結果報告

酪農指導者研修会 「酪農現場での飼養管理改善」

本会は去る平成28年03月18日に酪農指導者の現場指導力向上のため、講師 (有)あかばね動物クリニック 院長 鈴木 保宣 先生に依頼して、「酪農現場での飼養管理改善」と題して甲賀市で現地研修会を開催した。
内容
飼養状況
子牛、育成牛の状況確認 発育良好 栄養状況も適度。

⇒子牛の発育が良好な理由は、子牛の哺乳が1回2kgを4回で8kg給与し、スタータも並行して給与できているため。離乳のとき、スタータを一気に食べると下痢することがあるため、徐々に減らすこと。

⇒乾乳後期の3週間から分娩後の3週間は移動させない方が良い。違う場所にいることによるストレスが大きく、ケトージスの要因になる。繋ぎの場所で、衛生的に敷料を用意して分娩させる方が望ましい。

酪農指導者研修会写真

 
 講師 (有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生

酪農研修会 「繁殖成績と経営」

滋賀県乳用牛群検定組合は今年度3回目の研修会を去る平成28年03月17日に(一財)滋賀県婦人会館 研修室で、県家畜保健衛生所及び(一社)滋賀県畜産振興協会の共催を得て開催した。

講師には、(有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生をお招きして「繁殖成績と経営」と題し、講演いただいた。


内容
 日常の経営指導の知見や乳牛飼養の最新情報から、経営は繁殖管理によって大きく収益性が改善できるので、次の取組を行うこと。

  • 初回種付けを早くする。発情を見逃さないこと。
  • 周産期病は、乾乳期の栄養状態が影響するため、乾乳前期には粗飼料主体(消化性のよいもの)とし、乾乳後期には、乾乳牛用の配合飼料を分娩3週前から給与を始める。分娩期はストレスの影響を受けやすいため、ビタミンEを合せて給与していくこと。
  • 乾乳期に過肥牛は、分娩後にケトージスになりやすい。人間用の測定器で血中のケトン体濃度が簡単に図れる。3以上はケトージス、1.2〜3が潜在性ケトージスでありこの状態で乳牛は乳を出せる状態ではない。分娩後に余分な脂肪が動員され、肝臓は脂肪肝となり遊離脂肪酸が酸化したケトン体が体内の免疫細胞を攻撃することで、抗体が弱くなり毒素に体がおかされ子宮炎、乳房炎、後産停滞、第4胃変位、潜在性乳熱等の要因となる。乳熱の予防にはMg不足の影響が大きいので、不足が無いようにすること。
  • 周産期の糞には、腸粘膜が毒素に侵され糞尿に混じって排出されていることがあれば要注意。
  • このような、乳牛の管理として獣医師と一体となって予防的に対応する方法として、分娩時に抗炎症剤を使い、ホルモン剤を使って強制的に発情を起こさせて授精することは費用対効果は大きい。

酪農研修会写真

 
 講師 (有)あかばね動物クリニック院長 鈴木保宣先生

畜産経営研修会 「畜産経営の法人化について」

畜産経営研修会 開催!

 畜産経営の法人化について

 畜産経営の環境は、TPP交渉の大筋合意がなされるなど、今後の経営展開は予断を許さない情勢が想定されます。この情勢を乗り越える方法の一つに、畜産経営の法人化による生産基盤の強い経営づくりや経営管理の強化が必要とされます。本会では、去る2月23日(火)、近江八幡市大中町で講師に公益社団法人日本農業法人協会の高須敦俊氏をお招きし、法人化のメリット、設立手順等について、畜産経営者及び関係者で30名の参加を得て、講演会を開催しました。講演会の終了後も、法人移行時の資産譲渡方法について質疑がありました。

講演要旨

 企業は社会の公器 − 経営者としての高い意識が大切、個人経営は自分財産の処分等自己判断が許容されるが、法人は社会の一員であり、自己判断による処分は許されない。
法人化によって、経営の的確な計数管理による収益性の向上と経営の報告の義務化による社会的信用力が向上。社会保険制度の適用等による人材、後継者の確保、資金調達の選択肢の増加等のメリットがある。
 法人の設立の手順や個人経営から法人経営への資産の引き継ぎにかかる留意事項(棚卸資産、償却資産は帳簿価格で譲渡により実質的な課税は発生しない。)消費税は係ることになるが、決算期間の設定により、法人経営の還付との対応によって資金繰りの工夫の余地がある。この他、マイナンバー制度の法人としての対応方法など。

畜産経営研修会写真

 
 (公社)日本農業法人協会 高須敦俊先生

畜産クラスター事業説明会

クラスター事業説明会 開催!

 畜産生産者、関係団体等を対象に「畜産クラスター事業説明会」を滋賀県畜産課と共催で、下記のとおり開催しました。

                  記
日時:平成28年2月9日(火)14:00〜15:30

場所:滋賀県立男女共同参画センター 視聴覚室

配布資料:添付のとおり


資料

  

畜産クラスター事業説明会写真


第14回全日本ホルスタイン共進会参観研修会

第14回全日本ホルスタイン共進会参観研修を行う!

 去る平成27年10月24日-25日に北海道の安平町 北海道ホルスタイン共進会場で(一社)日本ホルスタイン登録協会は第14回全日本ホルスタイン共進会を開催しました。

 この共進会には本県からの参加ありませんでしたが、本会は乳牛改良を担う人材育成のため、酪農家3名の参加および関係団体の協力を得て、この共進会の参観研修を実施しました。

 ホルスタインの部では、未経産牛の部、経産牛の部とあり、いずれの牛も体型 栄養コンディションは見事に調整された中、15,000kgの検定成績を持つものもありました。

 本県は乳量、乳質の向上を図りつつ、理想体型と乳器と乳頭の改良を目指すことを目標に取組むとともに、高乳量と理想の栄養コンディションを保つ飼育技術についてもさらなる追求が必要と強く感じました。

第14回全日本ホルスタイン共進会写真



酪農研修会 「滋賀県酪農の未来を切り開くために」

全国酪農業協同組合連合会の全面的なご協力を得て、 同連合会の技術顧問 村上明弘 先生を招き、酪農研修会を開催しました。

 3月16日は滋賀県牛群検定組合がアクティー近江八幡で開催し、「牛舎での問題発見方法とその対応方法について」と題し講演をいただきました。

主な内容
 午前中の酪農家の現地指導の内容を踏まえ、牛舎改造のポイントや飼料給与方法のポイントなどについてお話いだきました。
 3月17日は、本会が主催し、「滋賀県酪農の未来を切り開くために」と題して、G−NETしがで行いました。

主な内容

 酪農経営の利益追求の基礎は健康に牛を飼うこと。それには、乳牛に安楽な環境を用意し、ストレスの緩和を行う。
 繁殖を良くすることは、酪農の基本。
雌雄判別精液や受精卵移植の技術を活用し、乳牛資産を有効活用すると、地域の肉用牛の素牛供給として酪農の価値が高まる。
また、糞尿は、地域農業と連携するための貴重な資源となる。
飼料用米やWCSの利用は高まっているが、平地でとうもろこしなど飼料作物をつくる素地としての可能性がある。
将来、TMRセンターが運営できれば、小規模から大規模酪農経営まで、元気な酪農できる。

酪農研修 村上講師


畜産女性研修会


平成27年3月3日に畜産女性交流会を開催しました。

飾りアイコン講演会
演題 「休暇村のおもてなし観光」
講師 休暇村 近江八幡支配人 田辺 文隆氏

内容
「おもてなし」の言葉はオリンピックの誘致活動で話題になった。
五感を刺激される・・消費につながる。・・・農作業体験も良い。
耳で聞く・・人の話を聞くこと。鼻で嗅ぐ。
五感をもって仕事にあたることは大切。・・・畜産でも牛舎の見回りなどそうしていらしゃるでしょう。
五感を研ぎ澄まして接することが大事。

「おもてなし」とは、六つ目の感覚・・・相手を思いやる気持ち。

5年前にお肉屋を始めた。
きっかけ
お客から近江牛の買える店の問い合わせ多かった。

おいしく安く提供できる方法
千葉県の休暇村 漁港の魚市から直接買いと管内でのお客が選択し、食事として提供することが話題となっていた。
買参人の資格をとり、枝肉買いしている。
地元の市場関係者や畜産農家から色々教えて頂いた。
地元の農畜産物を多く取り入れている。

今後は、従業員が生産者の顔が見える関係を築き、お客に話のできるようにしていく。
一番大事なことは、誠実さ。
嘘をつくと話が合わなくなり、人が離れていく。
遠回りかもしれないが、そう思う。


飾りアイコン意見交換会
主な意見
  • 畜種を超えた交流会は他にない。
  • 話合いすることに意味がある。
  • 開催地域をこれまでとは違う場所とし、これまで参加していない地域の方も参加しやすくする。
  • 時期は11月から12月が良い。
  • 参加者の牧場では、消費者交流の日として6月の第3日曜日を設定しているので、ご来場は大歓迎。

田辺講師と会場

畜産クラスター説明会


 本年度より国の事業として開始されている高収益型畜産体制構築事業は、地域の畜産の収益性を向上を目指した「畜産クラスター」と称する協議会を設立することが求められています。

 現在、国の来年度予算が示されたところですが、「畜産クラスター」を設立することを条件とする各種事業が予定されています。
 このことから、県畜産課では1月6日〜8日にかけて、農協関係者、生産者団体関係者、市町・県関係者単位で「畜産クラスター説明会」を開催されました。

飾りアイコン畜産クラスターが要件となっている事業

1)高収益型畜産体制構築事業(推進関係)
2)畜産収益力強化支援事業(リース関係)
3)畜産競争力強化整備事業(施設整備)
4)畜産・酪農生産力強化緊急対策事業(肉用子牛確保関係)

1)高収益型畜産体制構築事業(畜産クラスターを作る推進事業)
左かぎかっこ農政局両引き矢印クラスター協議会(県意見書)右かぎかっこ

飾りアイコン畜産クラスターを作るには
  • 事務局の設置
  • 組織及び運営に係る規約の制定
  • 事業実施及び会計手続を適正に行える体制
  • 所在範囲に制限はなく、最低、畜産農家とその他二者の三者で構成できる。
  • 中心的な経営体の特定(農家全員でもOK)
  • 期待される効果(数値目標の設定)

飾りアイコン畜産クラスター計画の作成矢印アイコン県知事の認定が必要
  • 地域畜産の収益性向上を図るための計画
  • 4年後の成果目標の設定
  • 毎年度達成状況報告
  • 目標達成できるまで評価が継続


Q.耕畜連携クラスターの設立において、畜産サイドだけの収益性向上でなく、耕種サイドの収益性向上計画を立て、耕種にも恩恵がないと組織づくりが難しい。
A.計画は、畜産の計画となっている。

Q.酪近計画は、生産者の意見が反映されておらず生産現場とのズレがあるのではないか。
A.今年度末に国の見直しが公表され、来年度は県の見直しを行う時期。

Q.国と十分に折衝した中で県でクラスターを作ってほしい。
A.地域の収益向上のアイディアが求められる。

2)畜産収益力強化支援事業
左かぎかっこ公募団体(事業実施主体)両引き矢印(JA等)両引き矢印借受者(中心的な経営体)右かぎかっこ

リース事業(補助率は従来の3分の1から2分の1に引き上げ)
機構が事業実施主体を公募
この事業のためのクラスターを県段階(系統・商系)で設立する準備を進めている。

3)畜産競争力強化整備事業
左かぎかっこ両引き矢印市町両引き矢印クラスター協議会(事業実施主体)両引き矢印取組主体(中心的な経営体)右かぎかっこ

施設整備事業(補助率は2分の1以内)3単年度補助
強い農業づくり交付金の中から畜産を抜いた事業
原則として法人経営が対象、個人経営は対象外

Q.限度額が定められていないので、経営者にとってはメリットの大きい事業であるが、一連の流れの中で初年度に堆肥舎を建てた場合、次年度に牛舎の予算措置はできるか。
A.単年度事業のため、初年度の堆肥舎だけしか予算措置されないこともある。

4)畜産・酪農生産力強化緊急対策事業
左かぎかっこ公募団体(事業実施主体)両引き矢印取組主体(農協等)両引き矢印受益者(クラスター構成員)右かぎかっこ

飾りアイコン三角酪農対策
乳用種の性判別精液、和牛受精卵の利用等を支援(補助率2分の1)

飾りアイコン三角繁殖対策
発情発見に資する機械装置の導入等(補助率2分の1)

クラスター協議会の構成員の中に農協等が入っていることが要件化されている。


説明会の様子の写真1

説明会の様子の写真2

説明会の様子の写真3

説明会の様子の写真4
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平成26年度
高病原性鳥インフルエンザ防疫対策演習


 去る8月28日に滋賀県高病原性鳥インフルエンザ対策会議の主催による平成26年度高病原性鳥インフルエンザ防疫対策演習が甲賀合同庁舎と旧大鳥養鶏場で行われました。

 この演習は万が一の高病原性鳥インフルエンザの発生に備え実施しているものですが、今回は本県初の実際の鶏舎施設を活用した実演型防疫演習となり、県や市町の職員らが研修と実演を受けました。

 午前の部は旧大鳥養鶏場で健康福祉事務所による作業従事者の健康管理について実演を含めた研修と家畜保健衛生所による防疫作業の進め方の研修がありました。

 午後の部では甲賀合同庁舎で行われ、2班に分かれて交替で養鶏場施設視察や防護服の着脱、鶏舎内での殺処分の流れについて実演がありました。

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畜産特別資金指導推進事業
牛舎施設設計研修会


 畜産特別資金指導推進事業 畜舎設計研修会が3月25日にJAグリーン近江で行われました。

 できるだけ低コストに畜舎を建てられるよう、講師に一級建築士の前間 千秋氏をお招きし、演題「牛舎施設等の改善・改良と低コスト牛舎設計のポイント」として建築コストの考え方や低コスト畜舎のポイントなど畜舎設計に関わるご講演いただきました。

 また中央畜産会の中西氏が災害で被災した畜舎の代替えとして災害時緊急畜舎を紹介されました。

 ほかにも畜舎相談会では、個人相談会希望牧場にたいして講師の前間氏が実際の設計図等をもとにした相談に応じていただきました。



前間氏講演会の写真

前間氏講演会の写真

研修会の様子

個人相談会の様子
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平成25年度畜産女性交流会


 平成25年度畜産女性交流会が2月26日に守山市のホテル セトレマリーナびわ湖で行いました。

 講演会と交流会の2つに分かれ、講演会では結・社会デザイン事務所代表 菊池玲奈氏をお迎えし、「地域の 宝物 を共に伝え、共に育む -セトレマリーナびわ湖の物語を中心に-」としてご講演いただきました。

 講演会後の交流会では畜技センターより家畜の活用として、ふれあいによるセラピーや除草効果と獣害の回避等、多面的な機能を通じ、今後新たな活用の場が増えると期待しているという発言がありました。
 食事会では、畜種や地域を超えた交流が活発に行われ、お互いの飼養方法や消毒効果、飼料米の生産等について意見交換がなされました。

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飼養衛生管理基準(自衛防疫演習)研修会


 県家畜保健衛生所と滋賀県畜産振興協会主催の飼養衛生管理基準(自衛防疫演習)研修会が1月16日に近江八幡市の滋賀県男女共同参画センターにおいて開催しました。

研修
 以下の項目について研修を行いました。
 1.海外悪性伝染病の発生状況と国における防疫体制
 2.家畜・家きんの導入時における本県への侵入防止対策
 3.生産者自らが行う防疫対策としての飼養衛生管理基準

パネルディスカッション
 各農家の方と各農場における伝染病予防対策についてパネルディスカッションが行われました。

防疫演習
 家畜保健衛生所の加藤氏が消毒薬の種類と管理方法や作り方、衛生管理区域の設定等について現物および実地に説明や指導されました。

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畜産経営研修会 TPP交渉と畜産

 畜産経営研修会 TPP交渉と畜産が11月7日にアクティー近江八幡において開催しました。
 この研修会には県内の畜産関係者35名および関係機構、関係団体等役職員50名の計85名が参集し、研修会を行いました。

 1部の講演では公益社団法人中央畜産会 常務理事 近藤 康二氏が「TPP交渉と畜産」をテーマに講演されました。

 2部の畜産担い手紹介は副会長の拝藤 達也氏より、研究会の発足の経緯と「近江牛」の名声を高めるための活動方針の発表がありました。

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